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-------◇テキスト系創作メールマガジン 文芸同人「主婦と創作」◇-------
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---------------------------------------------- 2004年07月24日号 ----
------------------------------------------------------- 通巻93号 -----
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◇ご挨拶
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 初めましてのかたは、初めまして。
 そうでない方は、お待たせ致しました。
 自称「文芸同人誌」主婦と創作の主幹の銀凰です。
 それでは、今回の作品をどうぞ。
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◇本日の目次…
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 ◆連載小説…くまのサマ  「天狼戦記−華−」 25回
 ▲メルマガ相互広告
 ◆連載小説…神光寺かをり 「フツウな日々」21回
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◇連載小説 天狼戦記−華−                 作:くまの
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 ――どうして、子供部屋に《封呪(ふうじゅ)》が? ……駄目っ! あな
た、お願いだからドアを開けないで! 私は死なない運命……死ねない運命だ
から…………。

 ……私達の赤ちゃん達が……私達が助けなくては、だから、あなたが誰か誰
か誰か誰か誰か誰かダレか………………。

 ――いやあぁぁぁぁぁぁ。

 夜半過ぎ、六花(りつか)は珍しく目を覚まし、圧倒的な炎と重苦しい煙が
支配する火災現場から生還した。神楽家に来てから、総計五度目の奇跡だ。
 この悪夢が厄介なのは、精神的な消耗が激しいばかりでなく肉体的にも影響
が出る点だ。軽いときはめまい程度で済むが、酷いときには午前中いっぱいベッ
ドから動くことができない。
 今回は軽い方だろう。しかし、彼女は全身に冷えた汗をかいており、しばら
くの間は指一本たりとて動かすことができない。以前は固くまぶたを閉じ、あ
るいは羊を数えて時が過ぎるのを待ったが、今夜は《雪華(せっか)》に教わっ
た通り、乱れてしまった呼気を整えるために時間を使った。
 意識して息を吸って吐く。一樹の美しい従使は、心の臓に光を送り込むよう
息を吸ってくださいませ、と繰り返していた。
 素直な彼女は教えられた通りにする。そのうち、足の先から徐々に身体が温
かくなり、神経系統が正常に働き始める。スプリングのきいたベッド、清潔な
シーツと枕、肌触りのいい毛布、順番に手で認識してゆき、ここは安全な場所
だと六花は息を吐く。
「また…………あの夢」
 つぶやいた声は憂いを含んでいる。大きな黒い瞳にたまった涙がなめらかな
頬を伝い、枕カバーに染み込んでいく。
 これが夢ではなく館にいる誰かの精神に共鳴しているのではないか? と心
のどこかで感じているが、小さな少女は決して口には出さない。
 そうなれば、これは自分の空想ではなく現実にあった悲劇なのだと。その誰
かの心の傷はまだ癒えていないのだ、と気がついてしまうから…………そう、
神楽一樹と同じように。
 ひとしきり泣けば、涙の浄化作用で心は幾分軽くなる。咽喉の渇きを潤そう
と、六花は身体を起こしベッドサイドの水差しに手をやった。
 コツン。
 初めは、水差しのフタが立てた音だと思った。
 コツン。
 今のは……自分ではないと音源を探せば、硬い何かが窓ガラスに当たってい
るらしい。リズミカルな音は先ほどから止むことなく鳴っていたようだ。夢か
ら解放してくれたのは、ひょっとするとこの音かもしれない。
 ……雪? あられ、じゃないみたい。
 三月に入ってから降るみぞれ混じりの雪は水分が多いため、窓に張り付き朝
には美しい氷の膜が張られている。陽光で溶けながらも虹色に輝くさまが六花
は好きだった。
 充分、注意しながら薄氷のせいで曇りガラスになっている窓辺に近寄ってい
く。どこまでも深い闇に黒いシルエットが浮かび上がる。烏だ。
「まさか、あのときのカラスさんなの?」
 この問い掛けに烏は応えず、いや、窓越しでは聞こえないのか、ただ真円の
瞳をくりくりと動かした。相手は烏だというのに、授業中、担任教師に私語を
注意されている気分に六花はなった。
 また、どこかケガでもしたのかしら?
 パジャマに覆われた彼女の薄い胸がちくりと痛んだ。
 ならばと、驚かさないよう六花は慎重に窓を開ける。指先をそろりと伸ばす
と、烏は逃げるがごとく窓辺から飛び立った。羽音を出さない優美な飛行姿勢
は、水中を泳ぐ深海の魚に似ている。
 それでも、烏は空の彼方に去ることはなく、六花から見える場所を旋回して
いる。まるで、その温かい部屋から出てこいと指示しているようだ。
「この間みたいに神楽家から逃げるわけではないし、外に出るくらいなら……
怒られないと思うの……」
 本当に小さな声で、六花は言い訳をする。
 もしや、《雪華》のように姿を隠せる従使が自分の見張りに付いているかも
しれないと思ったからだ。部屋のどこからも返答はなく、六花はうっすら頬を
赤らめた。
「…………大丈夫、すぐに戻ってくるもの」
 ほんのわずか唇をとがらせ、今度は自分に言い聞かせるためにつぶやいた。
 メイド達や執事の柏木に咎(とが)められたら、怖い夢のせいで篠原の顔を
見たくなったとうつむいて言えばいい。
 大丈夫、大丈夫……大丈夫よ。
 そうして気持ちを整えると、六花は乱れた黒髪をとかし、パジャマの上から
厚手のセーターを着込んで部屋を忍び出た。階段を降りて玄関の扉を開けると、
数歩離れた雪面で烏がすでに彼女を待っていた。
 ――ガァグガァ。
「どうしたの? 何が言いたいの?」
 言葉と同時に白い息が出る。どんなに小さく口を開けても、咽喉の奥にまで
鋭い空気が入り込んでくる。
 ――………………。
 用心深く小刻みに辺りを見回した後、烏はくちばしで器用に自身の羽を一枚
引き抜いた。人間の掌よりも長い黒光りする立派な羽根だ。それをくわえたま
ま六花の足許までやってくると、拾ってくれというようにその羽を置いた。烏
の瞳は真っ直ぐに自分に注がれている。
「もしかして、私にこれをくれるの?」
 少し湿り気を帯びた黒羽を六花は大事に胸許に当てた。そのとたん、状況は
一変した。
『我が名はカイ。西陣家の烏翠(うすい)だ』
 烏が流暢な日本語で話しかけてきたのだ。
『面倒をかけてすまぬな。館周辺の重い結界内では、我は人語を操ることがで
きぬ。神楽家にゆかりの娘、お前は何を驚いておるのだ?』
「……カラスさんもお話しができるのね」
 六花はカイと名乗る烏を凝視すると、それだけを口にする。
 自分の貧しい知識では九官鳥とオウム、それからセキセイインコしかお話で
きないと思っていた。カラスさんもできるのね、と新鮮な驚きを覚えていた。
『話ではない。我の忍びの言葉を直接、お前の心に伝えておるのだ』
「忍びの言葉?」
 よほど六花は不思議な顔をしていたのだろう。カイは無駄な時間はないと渋
りながりも、烏翠の羽には妖力が込められており、人狼以外で従使達が使う忍
び言葉を聞くことができるのは、その羽を持つ者だけだと教えてくれる。
『お前には場所に関係なく羽が要るようだな。いや、我は先の借りを返しに来
たのだった。神楽家は早晩、死臭と黒い邪念の渦が満ちることとなる。このま
までは、お前もその中に巻き込まれてしまうだろう。館を出ることだ』
「それは、無理みたい」
 六花は手の中の黒羽を握りしめた。
 メイドの篠原正子のおかげで、六花は前よりも神楽家にいることが嫌ではな
い。母親に似ているようでまったくの別人の彼女は、自分のことを娘同様に思っ
てくれている気がする。六花も篠原のそばを離れたくない。
 そして、もう一つ気がかりなことが増えた…………。
『我は今夜中には役目を終えて京に帰るのだ。お前を連れていってやりたい
が……』
「ありがとう、カイさん」
 それだけで、六花は充分だった。
『お前はおかしな人狼だ』
 頭を小刻みに動かすせいか、カイが笑っているよう見える。つられて頬をゆ
るみかけた六花に、『身体を伏せろ』と忍び声が飛ぶ。反射的に建物の影へ隠
れた彼女が見たものは、獣が館の三階から飛び下りてくるところだった。
 舞い落ちる花びらのごとく地上へ着地すると、白い犬は雪面をしなやかに歩
き出した。月光に照らされ純白にも銀色にも見える毛並みは、あの黒い犬とは
また違った美しさがある。
 なんて……なんて綺麗な犬なの。
 六花の心を占めるのは、もっと間近でそれを見たいという欲求だけだ。不用
意に大きく吸い込んだ、空気の冷たさも忘れて魅入っていた。
 館に着いた夜に見たときは狼だと思ったが、今は珍しい種類の大型犬だと六
花は考えている。きっと、書庫で《天狼》の神秘的な絵画を見た後だったから、
反射的そう思ったのだろう。
 白犬が出て来た三階の窓は桜子の部屋だ。内緒で飼っている彼女の犬かと思
い、雪面の影と化していた烏を見やる。
「この羽を持っていれば、あの犬ともお話ができるの?」
 カイは信じられないといった風に、六花のあどけない顔を見つめていた。
『何を愚かなことを……あれは神楽家の次期当主、神楽桜子ではないか』
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主婦と創作発行人・銀凰よりヒトコト…
大発行部数のメールマガジン様2誌が、相互広告にご協力下さいました。
当マガジンのような弱小マガジンにとってはありがたいことこの上ありません。
両マガジンとも、当マガジンとはジャンルが大幅に違いますが、もし興味を抱
かれましたら、ご一読下さいませ。
あまりにも発行部数が違う為、この広告は4回連続で掲載させて頂きます。
  【このコーナーでは相互紹介をしてくださるマガジンを募集してます】
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◇連載小説 フツウな日々               作:神光寺かをり
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 左足が川の中にはまった。
 バシャリと音がして、澄んだ水が跳ね上がる。しぶきの一滴が顔のあたりま
で跳んだ。
 深さは足首のあたりまでだった。ひんやりとした水が、靴の中にしみこんで
くる。
 それとは違うなま暖かい何かが、踝の上にぺたりとまとわりついた。
 人の形に切り抜かれた紙。
 難しい文字がぎっしり書かれている真ん中に、自分の名がある。
 龍はあわててそれをむしり取り、反対岸の方へ思い切り投げた。
 しめった紙切れがべたんと茂みの中に落ちたとき、龍は気付いた。
「雨なんかこれっぽっちも降ってないのに、あの紙切れが川にあるのはどうい
うことだろう?」
 あの御札は「雨の降った翌々日に川岸に打ち上げられている物」だった。そ
れ以外の場所で目にするはずがない。それが龍の中の常識だった。
 確かに川上から流れてくるのだろうとはぼんやりと想像してはいた。
「何処から流れてくるかなんてこと、考えもしなかったけれど……」
 ゆっくりと、恐る恐る、「川上」に目を向けた。
 鉄の柵で塞がれた、暗い穴。
 龍は唾を飲み込もうとしたのだけれど、口の中がカラカラに乾いていて、へ
んてこな空気が喉の奥を通っただけで終わった。結局、気持ちが落ち着くどこ
ろか、胸のあたりまでひりひりと痛くなって、余計に心臓がドキドキしてしまっ
た。
 そのドキドキが、体中に血液を運んでいる。
 頭のてっぺんから足の先まで、大動脈から毛細血管まで、ドキドキとうずく。
 カラカラの喉から熱い息を吐き出しながら、龍はもう一度鉄の柵に近づいた。
近づいたけれど、今度は鉄の柵にしがみつくようなことはしなかった。
 鉄の柵の脇の壁に、蔓草に覆われた鉄のはしごがかかっている。はしごは少
し古い感じがしたけれど、さび止めの白い塗料が塗られているから、あまり汚
れていなかった。
 壁高さは龍の背丈より1mくらい高い。まっすぐ伸びる鉄のはしごも、やっ
ぱり同じくらいの高さがある。
 龍の足は自然に壁に向かい、手は当たり前のようにはしごを掴んだ。
 鉄のはしごの、葉っぱの影に隠れていたところはひんやりと冷たく、隠れて
いないところはほんのりと熱い。
 腕で体を引っ張り上げ、足で体を持ち上げて、彼ははしごをよじ登った。
 やがてはしごがとぎれた。その先の、草と地面を掴んで体を持ち上げる。
 熱い汗が額から瞼に流れて目玉にしみこんだので、龍はあわてて目を閉じた。
 水草の生臭い匂いがする風が、顔の上をなで、汗を冷やした。彼はひりひり
する目と瞼をなんとか開いた。
 目の前で、まん丸い大きな池が、なみなみと水を湛えていた。
 龍は立ち上がって、辺りを見回した。
 左を向くと、そこはなだらかな傾斜地だった。段々畑と千枚田と果樹園が、
ゆっくりと山肌を上ってゆく。その先に、大きな青空が、入道雲を抱えて広がっ
ていた。
 右を向くと、やっぱりなだらかな傾斜地だった。段々畑と千枚田と果樹園が、
ゆっくりと山肌を降ってゆく。その先で、盆地の底を流れる太い川が、キラキ
ラと輝いていた。
 龍は池に近づいた。長くとんがった雑草が、すねにちくちくと当たる。
 池の端には大きなハンドルの付いた機械のような(でも何なのかよくわから
ない)ものがあり、そこに取水口注意、とか、危険、とか、遊ぶな、とか書い
た看板が立っていたのだけれど、龍の目にはそんな物は見えなかった。
 彼の視線は、対岸に釘付けだったから。
 背の高い木々。その下に、石の鳥居と、小さなほこら。それが彼の視線の中
に入る総ての物だった。
 龍の足は雑草をかき分けて進んだ。
 地面はしっとりとしめっていて、柔らかい。
 まっすぐ、まっすぐ。
 水草の生臭い風が吹き出す方向へ、どんどん進む。
その先の林と、その下の鳥居と、その下のほこらに向かって、まっすぐ。
 やがて龍は、足の裏に柔らかい感触がない事に気付いた。
 その時にはもう、彼の体は少し濁った池の水の中に落ち込んでいた。
 頭の上に緑がかった薄い黄土色が広がっている。
 それは空とは違って、べったりと刷毛で塗ったような1色ではなくて、細い
筆で何度もぽつぽつと塗り分けたような、濃淡のある色だった。
 その濃淡の中に、金色の光がはじけている。銀色に光る泡が浮かんでいる。
緑の藻が揺れている。
『落ちたんだ』
 そのことに気付いたとき、龍は妙に冷静だった。冷静に、泡と一緒に金の光
の方へ上っていかないとダメだ、と考えた。
 ところが、体は緑の藻と一緒に沈んでゆく。
 水を吸った靴が重い。
 まるで誰かが引っ張っているんじゃないかと怖い想像をしてしまって、龍は
思わず叫んだ。
 でも水の中だから声は音ではなくて、ごぼごぼとした泡の固まりになって、
彼の体を残して上へと上っていった。
『待って!』
 あわてて泡の固まりを追いかけようと手足をばたつかせた。すると、かき回
された水の中から銀色の光みたいな泡の固まりが次々と生まれて、それも彼を
置いてきぼりにして、どんどんと上ってゆく。
『おぼれて、死んじゃうのかな』
 落胆して、体中の力が抜けてしまった龍の目の前で銀の泡が渦を巻いて上っ
てゆく。
 銀色の泡の渦は、竜巻みたいにぐるぐるとねじれて、細く長く伸びてゆく。
 龍のかすんだ目に、いつかテレビのアニメや見た、角の生えた「龍」に見え
た。
 銀色の泡の「龍」は、身をよじって池の中を泳ぎ回る。
 それは嬉しそうに、楽しそうに、泳いでいる。
 その背中には、白くて優しい顔をした人が乗っていた。
「『トラ』?」
 龍が呼ぶと、その人はニコリと笑って、kれに手を伸ばした。
 龍もその人に向かって手を伸ばした。細くて白い、そして冷たい指先が、彼
の手を掴んだ。
 足下の重さが途端に消えた。
 そして龍の体は、銀色の泡の固まりと一緒になって、上へ上へと昇っていっ
た。 
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