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---◇ライトオタク同人主婦のぐうたら日記 「主婦と創作」◇-----
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--------------------------------------- 2002年08月31日号 ---
-------------------------------------------------- 通巻10号 --
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◇ご挨拶
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 初めまして、こんにちは。
 ライトオタク歴20年・ダメ人間レベル5の銀凰恵(ぎんおう め
ぐみ)です。
 ぐうたらで人として半人前な同人主婦の独り言に、暫しお付き合い
下さいm(__)m

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◇本日の目次…
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 ◆同志を求むる…メルマガ同人誌って企画も良いかも知れないと…
 ◆無駄書き…このところ騒ぎになっている事について
 ◆連載小説「桃の木は残った」…TRPGリプレイ小説(再録連載)
 ◆今日のお仕事…HPの更新、小説やお絵かきなど、ここ数日の作
  業状況をお知らせします
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◇同志を求むる…
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 前回の思いつきの続きです。
 何件かの検索サイトに登録して「投稿会員募集」をかけています。
 投稿規約のページなんかもこしらえたり…
 …そんな暇があったら、自分の小説を書きなさいって怒られそうで
すが(^^ゞ

投稿規約のページ
   →http://jhnet.sakura.ne.jp/petit/mailmagazine/index2.html
ご意見はこちらから
   →http://jhnet.sakura.ne.jp/petit/postmail/mmagazine.html
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◇無駄書き
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 長野県上田市の42歳女性代表サンが、石原東京都知事の娘を自称し
てお金集めに奔走してた…というお話が、ちょいとばかし世間様を騒
がせておりますね。
 あの事件…地元です、思いっきり。もう笑うしかないです。
 ちなみに私は出資してません。ご安心を(∩.∩)
 大体、マチ金開業するなんておっかない話に簡単に乗れますかって。
 漏れてきた事業計画書にしたって、どうしようもないダメダメです
よ。
 ありゃ児童会のイベント計画書ですか? といった感じ。
 石原プロの皆さんとフォークダンス…ってあなた…舘ひろしサン
(ゴメン、ちょっとファン)とマイムマイムでも踊りますか?(ため
いき)
 さて、野次馬根性バーニングモードの神光寺家、夫婦揃って代表サ
ンの事務所がある場所が気になって仕方がない。
 なにぶん上田市は、長野県で3番目の都市。市町村合併を繰り返し
た過去がありまして(いや、現在も合併話がありますが)、存外広う
ございまして。
 ビルがちょくちょくテレビに映りますのですが、回りの風景が映ら
ないように「配慮」されておりまして、どうにもどこなのかハッキリ
しないんですよ。
 その場所に事務所を移したのが去年末とかで、現行の電話帳(去年
9月のデータを元にしたもの)にすら載っていない。
 どこなんだ、あそこ?
 …多分国道沿いのあの辺だとは思うけど…。
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■■■■■ジェイブック【 書籍ランキング8/19〜8/25 】■■■■■
1 運命の足音 五木寛之
2 生きかた上手 日野原重明
3 老いてこそ人生 石原慎太郎
4 親日派のための弁明/金完燮
5 モーニング娘。5期メンバー写真集「5」/浦田大作[撮影]
6 サティスファクション 究極の愛の芸術/キム・キャトラルほか
7 青空のむこう /A.シアラー
8 人生百年 私の工夫 /日野原重明
9 声に出して読みたい日本語2 /齋藤孝
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◇連載小説「桃の木は残った」…
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作者注※
この物語は光栄(現「コーエー」)刊「歴史パラダイス6巻」に掲載
された、TRPGのリプレイ記事「角色扮演遊技・三國志秘話『桃の
木は残った』」を元に、銀凰恵が編集・脚色を施して作り出した長編
中華ファンタジーです。(銀凰恵はこのセッションにプレイヤー「祝
英台」役で参加致しました)
 原著作権はファーイーストアミューズメントリサーチ社(F.E.A.R.)
及びたのあきら氏が有しています…多分(苦笑)。
 なお、中華物という性質上「機種依存文字」に当たる漢字を使用す
る必要があるのですが、それでは文字化けしてしまうので、対策とし
て「読み仮名を【】で囲ったもの」を代替え品として使用しています。
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三 英公主(2)
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 当時の漢民族は、万里の長城の外側には様々な、それも奇っ怪な人
々が棲む国がある、と信じていた。
 例えば、南の方には一つの身体に三つの頭を持つ民がいる。
 あるいは、東の海の向こうには巨人の住処がある。
 はた又、北の果てに一つ目の国がある。
 そして、西の山には、国民が皆、冠を着け、剣を帯びている丈夫国
という国がる。
 その北には女しかいない女子国があり、女の軍隊がいる。…云々。

 桃花村の連中が「外国に関する知識」を持っていたかどうかは定か
ではない。
 ただ「女が剣を持つのが常識の国が、きっとあるに違いない」と思
った人間がいたのは確かなようだ。
「姉姉がこの村に寄ったのは、あの恐いせんぴをやっつける為だって
のは本当なの?」
 思考停止に陥っている英台の頭脳は、三郎の疑問を否定する事すら
できない程、真っ白になっていた。
 その隙を突いて、伯羽が一言
「是(そうだ)」
と言った。
 英台が眼を剥(む)いたのは言うまでもない。だが伯羽は、彼女が
烈しく否定しようとしたのを視線で抑えた。
「だがな小僧、小姐(シャオチェ。お嬢様の意)の事を『公主様』な
どと呼んではならんのだ。良いな、絶対に『公主様』と呼んではなら
んぞ」
 彼はわざと大声で言った。玄関先で中の様子をうかがっている他の
村人達にも聞こえるように、である。
 少年は何度もうなづくと、びゅうと風を起こしながら玄関へ駆け、
外に飛び出して行った。
「私は嘘を吐いてなどおらんよ」
 口髭をひねりながら、伯羽はにやついた。
「私が『是』と言ったのは、英台に鮮卑共と闘うつもりがあるという
意味だし、『公主と呼ぶな』というのも、英台が姫様などではないか
らさ」
「ですが、あの言いようでは…」
「村の者は妹妹を『義烈の姫君』だと思い込むだろうな」
 伯羽は英台の顔を見て、楽しそうに笑った。
「その思い込みを利用する。村の者にも闘う気概というヤツを呼び起
こす為に、な」
 子供達が英台に向けていた視線の大半を占めていた「奇異」が「羨
憧(せんどう)」に変化したのは、三郎が家から飛び出た直後からで
ある。
 『義侠(ぎきょう)の士が村を助けてくれる』と信じた子供達は、
引き寄せられるように英台の周囲に集まってきた。
 そして英台が
「共に村を守ろう」
と言うと、すぐに行動を開始したのだ。
 崩れた垣根を壊れた荷車で塞(ふさ)いだり、石や切り株で入り口
を狭くしたりする子供達を見てから、大人達が重い腰を上げるまで、
それ程時間はかからなかった。
 こうしてその日の夕刻には、有志による自警団と、にわか作りの障
壁(バリケード)ができあがっていた。
 
「済まんな、疲れさせてしまった」
 日が沈むのを見送りながら、伯羽は英台に話しかけた。
 英台は笑って首を横に振る。
「今日、明日に鮮卑が動くとは思えんが、万一という事もある。用心
に越したことはない。何かあったなら、申し訳ないが…」
「闘います。兵卒くらいなら、十人や二十人は私一人でもなんとかし
てみます」
 そんな事はきっと起こらないだろうけれど、と、英台は思っていた。
 今朝、味方を切り捨てた男…あれが恐らく独孤紹であろう…は、期
日を違えることなどしない。手下共も彼には逆らえないだろう。
 英台の胸には、そんな確信があった。
『「敵」を信じるというのも、妙だけれど』
 心の中で英台は自嘲(わら)った。
 それは心中のみには収まらず、彼女の口元には小さな笑みが浮かん
でしまった。
 それを雷公は見逃さなかった。
「…どうかしたのか?」
「いいえ、なんでもありません」
 英台は笑みを大きくして答えた。
 
 太陽が稜線(りょうせん)の下へ姿を隠すと、伯羽と雷公は村を後
にした。
 鮮卑が寝城にしているという廃村に向かったのである。
 廃村は桃花村から一時ほど歩いた所にあった。村を取り囲む塀や垣
は所々崩れ落ちているが、目隠しの役は充分成していた。
「連中に気取られぬようにと思って夜になるのを待ったが、逆効果だ
ったな。こちらも中の様子が見えん」
 村の周囲を一巡りした後で、伯羽がぼやいた。既に真夜中は過ぎて
いる。
「でも、以外に人数は少なそうだ。千単位の兵士が居るようには思え
んぞ」
 雷公が腕組をして考え込む。
 廃村はそれ程広い土地を有している訳ではない。屋根のある建物も、
そう多くない。
 千人を超える人間が居るとすれば、半分以上が野営をしていてもお
かしくない筈だ。
 そんな気配は無い。
「俺ら二人でささっと片付けられねぇかな?」
 考え抜いた揚げ句、雷公はひたすら楽観的な提案をした。
「…どうやって?」
 尋ね返す伯羽の声には、かなりの侮蔑が混じっていた。
 雷公が妙案を挙げるとは、全く思っていないのだ。
「火を放つ」
 雷公は自信満面で言った。すかさず伯羽は
「燃す物がない」
と切り返した。
 火事を策略として使うには大量の「燃料」がいるのだ。柴や枯れ草、
油などを用意しなければならない。
 そんなものがこの廃村にある訳がない。燃えそうな物と言えば、荒
家(あばらや)の梁(はり)くらいだ。
 その程度ではボヤにしかならない。
「じゃ、水攻めだ」
 すぐさま雷公が第二案を出した。
「北の方にちょいとした川があったろう? あいつの堤防を…」
「切るのか?」
 伯羽は雷公から語尾を奪い取ると、大袈裟に肩を落とす仕草をして
みせた。
「たった二人で土木工事をするのか?」
「恵生達が戻ってきたら…」
「四人でも五人でもできんわ」
「軍隊、引っ張って来てくれるだろうが」
「…成程…」
 雷公の得意気な顔を見ながら、伯羽は大きなため息を吐いた。
『成程、こいつ随分と余裕を持っていると思ったら、軍が動いてくれ
ると踏んでるのか』
 軍も役人も動きはしまい、というのが伯羽の考えだった。
 軍は「都の方の戦」に駆り出されて、留守に違いないのだ。
 それでも恵生達を送りだしたのは、「万が一」に賭けてであった。
 軍隊や役人がふがいなくとも、市井の内に義人がいるかもしれない
…そんな淡い期待があった。
「…それでも時間がない」
 もしも、幾人かの助っ人が来てくれたとしても、という言葉を伯羽
は呑み込んだ。
「うーん、そうか…」
 雷公は再度腕組をして考え込んだ。第三の妙案が浮かぶ様子はない。
「もういい、ひと休みしよう」
 伯羽は身を隠すのに手ごろな岩を見つけ、その影に座り込んだ。
「兎に角、陽が昇るまで待とう。明かりがなくては、何も見えて来ん」
 雷公も伯羽の隣に座った。
 その夜は何事もなく更けていった。
                            続く…
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◇今日のお仕事…
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 トップに書きましたとおり、このメルマガのためのサイト(の、よ
うなモノ)を立ち上げました。
 それ以外のことは…(T^T)
…どろどろな成人指定ゲームじゃないけど、子供はやっちゃダメゲー
ムのシナリオを相変わらず…(×_×;)
 なんだか永遠に終わらないような気がします。
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◇最後に…
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 相変わらず体調激悪です。むしろ悪化している気が…。
 二日おきに病院通いが続いています。
 月からの使者(笑)は予定どおりに来てくださいません。
 来ると面倒でも来なければ来ないでしんどいですな。
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◇次号予告?…
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・次号は9月7日発行の予定です…が、上にも書いたとおり体調が
 悪うございますので、もしかすると遅れるかも知れません。
 その時は笑って許して下さいませ。
・もし、文字化けしている様な箇所を発見したら、お教え下さい。
 チェックはしているつもりなのですけれど…
・投稿作品を募集します。詳しいお問い合わせは、以下のメール
 フォームからお願いしますです。
 小説の感想もお待ちしてますm(__)m
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